5月5日に開催されるひじりばし博覧会にて、東京文化資源会議会長である、吉見俊哉とともに、東京の街歩きしながら、地域に積層された文化資源を探るツアーを開催いたします。
▼吉見俊哉とまわる、東京裏返しツアー
https://tokyo-uragaeshi-tour.peatix.com/view
上野、秋葉原、湯島、本郷、神保町といった都心北部エリア「東京文化資源区」には、江戸期から現代までの様々な文化資源が蓄積されています。膨大な文化遺産や痕跡を手がかりに、積層されたさまざまな過去と現代を行き来する都心の街歩きを通じて、東京の深層を掘り起こし、豊かな時間を取り戻そうとしたのが集英社新書『東京裏返し』です。
本企画は、その著者である吉見俊哉(東京文化資源会議会長)とともに、本書を片手に実際に東京の都心北部の街歩きをします。本書とともに街歩きをしながら、著者と一緒にこれからの東京について考える場にしたいと思います。
●企画名
吉見俊哉とまわる、東京裏返しツアー
●日時
2023年5月5日(金・祝)17時半〜19時半頃(約2時間を予定)
●参加費
お一人3,000円
●定員
12名
●行程
17時30分:集合
場所:ソラシティカンファレンスセンター前
・吉見俊哉による簡単なレクチャー
→湯島聖堂→神田明神→御徒町宝石通り→アメ横センタービル→彰義隊の墓→清水観音堂→摺鉢山古墳→博物館動物園駅→スカイザバスハウス→上野桜木あたり→谷中墓地(予定コース*当日に変更する場合もございます)
19時半頃現地解散
*適宜、各場所を巡りながら、吉見俊哉による解説や説明を行います。
*歩きやすい格好、靴などをご用意ください。
*小雨決行(雨天中止の場合、当日午前中までに判断しPeatix上のメールを通じてご連絡させていただきます)
●吉見俊哉(よしみ・しゅんや)
1957年、東京生まれ。國學院大學 教授。東京文化資源会議会長。東京大学出版会理事長。 東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。 集まりの場でのドラマ形成を考えるところから近現代日本の大衆文化と文化政治を研究。演劇論的アプ ローチを基礎に、日本におけるカルチュラル・スタディーズの中心的存在として先駆的な役割を果たした。 主な著書に、『「文系学部廃止」の衝撃』(集英社新書)、『トランプのアメリカに住む』(岩波新書)、 『アフター・カルチュラル・スタディーズ』(青土社)『五輪と戦後』(河出書房新社)『知的創造の条 件』(筑摩書房)『大学という理念』(東京大学出版会)『東京裏返し』(集英社新書)等、多数。
●参考図書
『東京裏返し』(集英社新書)
https://shinsho.shueisha.co.jp/kikan/1033-b/